格闘型機体の特徴

格闘型の機体はその名の通り格闘戦に優れており、格闘連撃後にクイックドロー(以下QD)と呼
ばれている射撃攻撃が連続で行えるという特徴がある。
故に格闘距離での戦闘では他の追従を許さない攻撃力を誇る。
ロック範囲が広いのも特徴のひとつで、相当な事がない限りはロック範囲外に逃げられる事はな
い。
その分、射撃武器の射程距離は短く、更に射撃武器は威力の低いものが多い。
極論として、格闘を行えないシチュエーションでは意味を成さない機体である(一部を除く)



格闘型機体のメリット

格闘機のメリットは上記した通り格闘能力の高さである。
基本的に3連撃のダメージだけでも他のカテゴリよりも威力の高いものがあり、その運用幅はとて
も広い。
一般的には敵の拠点兵器を瞬殺して拠点防衛する為に用いられる事が多い。
格闘機自体のメリットよりも、この瞬間的火力の高さで拠点防衛しやすい事の方がメリット的には
高いと考える人も少なくは無い。



格闘型機体のデメリット

射撃武器の威力の少なさ(一部除く)と射程の短さは最大の弱点となる。
また、格闘機特有のブーストリミッターにより、高機動の近距離機や射撃機を追いきれない場面も
出てくる。
故に、常に引き撃ちされるとこちらからは攻撃の手段がないという局面に陥りやすい。
逃げる敵を追い続けると後で手痛いしっぺ返しを食らう事があるので注意したい。



格闘型機体の運用法

これも上記と重複する事となるが、基本は拠点防衛が主流である。
しかし、マップによっては格闘機でのタンク護衛も大きな効果を得る事もある。
拠点防衛を主に行う場合、基本的には敵タンク以外の敵には構わずにタンクだけを瞬殺したい。
しかし敵の護衛もタンクを守るのに必死なはず。
簡単にはタンクだけを叩かせてはくれない。
故に拠点防衛で敵のタンクを叩く際には必ず味方の援護が必要となる。
敵タンクを叩くタイミングとしては、味方機が護衛に攻撃を仕掛けた時。
そのタイミングを見計らってタンクを叩くとカットされずに一気にタンクを叩ける可能性が高い。
無理に突っ込んでタンクを叩こうとすると護衛のカットで逆に大きなダメージを負ってしまったり、ダ
ウンさせられてタンクが砲撃する時間を稼がれてしまう。
いかに決められる時にしっかりと最大のダメージを与えられるか・・・がポイントだと言えよう。

逆に護衛の場合は自軍タンクに群がる敵だけを狙う形となる。
タンクに格闘を仕掛けてくる敵がいたら真っ先にそれを狙う。
本来タンクが受けるダメージよりも大きなダメージを相手に食らわせれば、その後の敵は迂闊にタ
ンクに格闘を仕掛けられなくなる。
周りからはタンクを餌にしているように見えるが、タンクが一番嫌うのが連撃であり、それをカットし
て尚且つその後の時間を稼いでくれるならば若干のHPなど安いものだと思ってくれるはずだ。

一般のMS戦では、基本的に近距離機や射撃機に対して正面から向かって行ってはただの的に
なってしまう。
それを念頭に、出来る限り敵の虚を突く攻撃を心がけたい。
敵の視界外から連激による大きなダメージを与える事により、前線が一気に楽になる。
狙い目は味方機と正面から撃ち合っている敵。
この敵に回り込んで隙を突いて格闘を仕掛けていこう。
ただし、上記した拠点防衛の方がMS戦で敵を撃破する事よりも重大である事を認識しておこう。
拠点が破壊されるとコストとしては500分、その後の回復できないというデメリットも付け加えると、
コスト700以上のダメージをゲージに食らう事になるのだから。

高コストの機体というのは元来撃墜される事は許されない。
それは格闘型の機体も同じである。
故に、立ち回りとしては自身はダメージを受けずに相手に大きなダメージを与えたいのが本音だろ
う。
抜本的戦術として、まず序盤は無理をしない事。
格闘機の攻撃力ならば、極端な話残り1分からでもポイントを稼ぐ事ができる。
それを踏まえた上で、ポイントに固執するのではなく、チームの勝利に貢献する事が大事なのであ
る。











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